2006年10月30日

『永遠(とわ)へ』について

ポセイドンさんのブログ“アキレス君の家族探し”

http://achilles.a-thera.jp/article/553509.html


の記事を読んで、心を動かされたので紹介します。


  四葉 四葉 四葉 四葉 四葉 四葉


横内美知代さんは、

歌手で、シングルマザーで、

今、病(癌)を抱えながら一粒種の永遠(とわ)君と

必死で生きている女性です。

今の日本では、母子(父子)ふたりきりの家庭で、

親が病気に倒れた場合、

どうすることもできないというのが現状です。

24時間子供を預かってくれる保育園がないので、

親は入院して十分な治療を受けることができない

というのです。

横内さんは、そんな現状を少しでも変えていきたいと、

「闘病しながら子育てをする人の支援を訴える活動」

をしていらっしゃいます。

私には子供はいませんが、身近に同じ悩みを抱えた

人を知っていますし、同じ女性として、彼女の

気持ちが痛いほどわかるのです。

みなさんも良かったら彼女のサイトを覗いてみてください。

「協力は無理だわ」という人も、

「こんな人がいる」という事を知っていただくだけでも

いいと思うんです。

そして、そのことを誰かに伝えてくださるだけでも

いいと思うんです。

どうか、よろしくお願いします。黒ハート

  
 横内さんのサイト
   
http://www.yokouchi.net/




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2006年10月27日

常識なの?

近所に「カフェ&室内ドッグラン」がオープンした。

るんるん  るんるん  るんるん  るんるん  るんるん

待ってました!

みなさんのブログに楽しそうなドッグカフェの話題が

載っていると、とっても羨ましかったんです。


早速あんずと行きたいなぁ...と思って、

“ルールとマナー”を読んでみました。

何々・・・

 1 会員登録が必要です。
      会員以外はご利用できません。
 
 2 室内飼いの小型犬に限る。

 3 1年以内のワクチンの接種証明書持参

 4 ノミダニ予防をしていること

 5 マーキング癖のある場合はマナーバンド等
      の着用義務

 6 発情期の女の子は利用できません。

 7 飼い主さんの制御のきかないわんちゃんは
      利用できません。
 
 8 吠え続ける、噛み癖のあるわんちゃんは
      お断りします。

 9 けがや病気にかかっているわんちゃんは
      利用できません。

 10 カフェは抱っこしたわんちゃんのみ
          同伴OK.


なんだか読んでいて疲れてきた。 顔(汗)

あんずは、たぶん吠えないとは思うけど確実じゃないし、

マーキング癖はないけど、しくじったらどうするの?

ワクチンもノミダニも大丈夫だけど、

窮屈そうで、楽しそうじゃないなぁ〜。 犬(泣)

会費払ったら、行かなくても払い戻してはくれないよね。

みなさん、こんな規約を必死で守りながら あせあせ(飛び散る汗)

ドッグカフェ、ドッグラン通いをしているのですか? 

   犬   ヤギ   クマ

大きくふくらんでいた、ドッグカフェ&ドッグランへの

あこがれはしぼんじゃった。


というわけで、

「あんずちゃん、今日もお留守番してね。」


実は今日は、姉の誕生日のお祝いに姉妹で

ランチに行きました。 レストラン

特別な食事ではないけど、おいしかったです。


  「サラダとスープ」
IMG_0842_1_1_1_1.jpgIMG_0843_1_1_1_1.jpg

      
        「パン」
       IMG_0844_1_1_1_1.jpg


  「佐賀牛のハンバーグとパフェ」
IMG_0845_1_1_1_1.jpg  IMG_0846_1_1_1_1.jpg



あんず泣かないで!  

お留守番_1_1.jpg



ニックネーム スカーレット at 19:45| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月23日

クール宅急便が届いた

「とり農園」さんからいただいたモニター品を

あんずがとても気に入ったので、

今回、あんずのためにササミジャーキーと

ふりかけを購入しました。 エサ ホネ

IMG_0828_1_1.jpg

ササミの1本1本がけっこう大きいよ。

これだったら1か月以上はもちそう!



そして、こちらは人間用です。

IMG_0824_1_1.jpg

HPを見ていたら、人間様も欲しくなって、

いっしょに注文してしまいました。

これだけセットになって、送料込みで2500円です。

かなりの量で、これはお得!

ただし、初めての人に限ってのお試しセットです。

ときどき右のアドクリックに広告が出てますので、 右

気になる方はどうぞお試しあれ!



「さあ、あんずちゃん、早速いただきましょうかexclamation&question

IMG_0830_1_1.jpg

「早くください」 黒ハート 黒ハート 黒ハート


ニックネーム スカーレット at 15:20| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月20日

鳴門金時芋

徳島のお土産をもらった。

「鳴門金時芋

スウィートポテト・ミルフィール」


この響き、なんとも美味しそうじゃありませんか!?

鳴門金時芋_1_1.jpg

スウィートポテトもミルフィーユも大好き!

それが同時に味わえるんだよ!

ミルフィーユ_1_1.jpg

「いただきま〜す!」     
     
     ・
     ・
     ・

う〜ん、まずくはないけど、期待したほどではない。

大好きな物と大好きな物を合わせても、

大・大、大好きな物になるとは限らない 失恋



まん丸あんず_1_1_1.jpg

あんず「チョウダイって言ってるのに、
   
    くれなかったクセに!プンプン 犬(怒)


あ〜ら、あんずちゃん。そこで見ていたの?

それにしても、あんずってサ、上から見下ろすと

まん丸だね〜るんるん 首の周りの毛が体全体を隠すんだねぇ。

ニックネーム スカーレット at 19:21| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月19日

気になること

今いちばん気になっている事といえば、


「むつごろう動物王国」


経営難で破綻するおそれがあるという。


そもそも、 犬(笑) 「むつごろう動物王国」 猫(笑)

北海道にあるものと思っていて、

東京に移転しているなんて全く知らなかった。

周辺に住んでいる人たちも知っている人は少なかった。

「多くの子供達のために移転を決意した」

と言っていたが

映し出された映像を見て TV

何か違うと感じたのは私だけだろうか?

あのむつごろうさんと、テーマパーク化された

「動物王国」とでは、かなりのギャップがある。

破綻した数々のテーマパークとなんら変わりない

ような気がする。

『やはり野におけレンゲ草』じゃなかったのかな。

「動物王国」の関係者は、動物たちのことを第一に

考え、手放すことも飢えさせることも絶対しないと

言っているし、犬 猫 エサ ホネ

むつごろうさんのことだから、

広島の様なことには決してならないとは思うけど、

あのむつごろうさんでさえも、判断を誤ってしまった

のかと、残念な気持ちでいっぱいだ。

今後を見守っていきたいと思う。



晴れ 暖かい日差しを浴びて、気持ちよさげなあんず るんるん

hinatabokko_1_1.jpg

「あんずも動物たちの

幸せを祈ります!」

ニックネーム スカーレット at 13:03| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月16日

秋日(Akibi)

ハート ふたり出会えて良かった・・・ ぴかぴか(新しい)

banshu_1_2_1.jpg

ニックネーム スカーレット at 18:59| Comment(9) | TrackBack(0) | イラスト館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

異変!

庭の梅の木に、な、なんと花が咲いていました。 かわいい

梅の花にとって、季節も気温も違うのに exclamation

よくよく考えてみると、この前の台風で

葉っぱがほとんど吹き飛ばされて

丸坊主になっていました。

梅はその状態を真冬と勘違いしたのでしょうか exclamation&question

あちこちから新芽も出ています。

短い間に傷んだところが修復できるのかなぁ〜

季節を間違えちゃったら、この後どうなるんだろう ?

IMG_0771_1_1.jpg


あんずにも異変が!

いえいえ、ちょっと不機嫌なだけです。

こちらは、自然なこと。

IMG_0764_1_1.jpg


そうです。

パンツ娘です!


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ニックネーム スカーレット at 18:36| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月10日

クロスケ物語

    クマ 最終回 本

犬の里親捜しは何も譲渡会ばかりではない。
所長はその後も、クロスケの里親捜しに奔走していた。
何が何でもクロスケを幸せにしてやるぞと、
強く心に言い聞かせながら・・・

その間にも、たくさんの犬がセンターに連れてこられた。
クロスケの周りにも、また、子犬が増えた。
このままでは、クロスケの居場所がなくなるおそれがある。

そんなある日、所長のもとに一人の来客があった。
所長の古くからの友人で、聴導犬の訓練士をしている。
所長さんがクロスケに会わせるために来てもらったのだ。
「この子よ、どうかしら?」
「そうね、人なつっこい良い子ね」
でも、聴導犬に向くかどうかは、テストしてみないと
わからないわね。
数日、この子をお借りしてもいいかしら?」
「ええ、おねがいするわね。」
「でも、あまり、期待しすぎないでね。」
そんな会話の後、クロスケは所長の友人に連れられて
研究所を後にした。

一週間後、所長のもとに電話があった。
あの友人からだった。
「クロスケね、あんなすばらしい子は見たことないわ。
聴導犬になるために生まれてきたんじゃないかしら。
返せっていってもだめよ。あの子は私が絶対に
立派な聴導犬に育て上げるわ。」
興奮気味の友人の声を聞きながら、所長の右手が
ガッツポーズをしていた。


クロスケは今、思っている。
犬はどんな目にあっても絶対に人を恨んだりしないよ。
でも、優しくしてくれたら、どんなことにも応えるからね。
人と一緒に生きて、人に喜んでもらうことが、
ぼくらのいちばんの幸せなんだよ。

                  Hello おしまい
ニックネーム スカーレット at 18:06| Comment(6) | TrackBack(0) | ささやかなメルヘン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

クロスケ物語

    クマクマクマクマクマ その5

譲渡会の朝、クロスケは他の子犬たちといっしょに
きれいにブラッシングをしてもらい、首に番号札の
ついたリボンを掛けてもらった。
クロスケの番号は3だった。

所長さんは、6匹の子犬と共に譲渡会場へと向かった。
「どうか、この子犬たちがみんなすばらしい里親と
巡り会えますように!」
と、心の中で祈りながら・・・

譲渡会場には、もう12組の里親希望者が集まっていた。
年配のご夫婦、若い二人、子供連れ、中には6人の
家族全員でやって来た人たちもあった。

簡単な挨拶の後、いよいよ子犬が連れて来られた。
1番の子犬が若い職員に抱かれて前に進み出た。
白い毛のふさふさしたマルチーズみたいな子だ。
二組の家族が手を挙げた。
希望者が重なった場合は、くじ引きで決定される。
この子は小学生の女の子のいる家庭に決まった。
2番の子は柴犬のミックス犬で、この子には
3組の家族が手を挙げ、年配の夫婦の家庭に
引き取られることになった。
くじにはずれた男の子が泣き出したが、それは
どうしようもないことだ。
いよいよクロスケの番が来た。
「この子の希望者はいませんか?」
しかし、手が挙がらない。
職員がもう一度声を張り上げたが、クロスケを
希望してくれる家族はいなかった。
この譲渡会では、くじにはずれたものが別の子犬を
希望することはできない。
したがって、もうクロスケを飼ってくれる家族は
いないことになる。
譲渡会は続き、クロスケ以外の全ての子犬の里親が
決まった。

譲渡会は終わった。
所長さんは、一匹だけ残ったクロスケを抱きしめながら
つぶやいた。
「クロスケ、ごめんね。
今日の譲渡会で君の可愛さをアピールすることが
できなかったよ。君は、広場を走り回っているときが
いちばん可愛らしいもんね。
抱かれたままでは、クロスケの特長がでなかったね・・・」

その夜、クロスケはひとりぼっちで眠った。

ニックネーム スカーレット at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ささやかなメルヘン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月08日

クロスケ物語

   クマクマクマクマその4

クロスケは他の子犬たちとは別のケージに一匹だけで
入れられた。
所長さんが部屋から出て行った後、クロスケは淋しくて
ちょっとだけ泣き声をあげた。
でも、疲れていたのですぐに眠りについた。
小さな寝息と共にお腹が波打っている。
ときどき、口をちゅぱちゅぱと鳴らすのは、
お母さんのおっぱいを飲む夢でも見ているのだろうか。
こうして、クロスケの長い一日が終わった。

次の日、クロスケはみんなと一緒に目を覚ました。
「お早う!」
と所長さんがやってくると、ケージの扉をひっかいて
「出して!」と催促した。
そして、おいしい朝ご飯をお腹いっぱい食べた後は、
すっかり元気を取り戻していた。
朝食後、犬舎の裏の広場に出してもらって朝の運動だ。
最初は恥ずかしがっていたクロスケもすぐにみんなと
仲良くなれて力いっぱい走り回った。

クロスケはお勉強もした。
トイレのレッスンはほぼ完璧。
おすわりはできるクロスケだから、
次は「おて」、「まて」、「ふせ」も学んだ。
クロスケは他のどの犬よりも覚えが早く、
ひとつひとつの仕草がとても愛らしい。
「まて」をしているとき、見上げるその大きな瞳に
所長さんの胸はキュンとするのだった。


それから3週間が過ぎた。
明日はいよいよ犬の譲渡会だ。
いくら譲渡会といっても、欲しい人だったら誰でも
良いというわけではない。
一度は辛い目にあった犬たちだから、今度こそは
何が何でも幸せになってもらわなければならない。
だから里親になりたい人の審査は厳しくなされる。
家族構成から、犬を飼う環境、さらに心構えまでもが
厳しくチェックされる。
100組近い応募者の中で譲渡会に出席できる家族は
15組にしぼられていた。
子犬は6匹。
みんな優しい家族に巡り会えるだろうか?

                    つづく


ニックネーム スカーレット at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ささやかなメルヘン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

100回目

記事数がちょうど100になりました

100回記念_1_1.jpg

何もわからずに始め、途中のPCのトラブルにもめげず、

なんとかここまで来れたのは、皆様のおかげです。

半年弱で100はちょっと少ないけれど、

続けることが大事だと思っています。


拙いブログを見ていただいてありがとう

たくさんのコメント残してくださってありがとう

これからもがんばりますので、

どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


あんずも、モデルありがとね ハートたち(複数ハート)


...という訳で、今日は「クロスケ物語」は休みます。

ゴメンナサイ!
ニックネーム スカーレット at 22:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

クロスケ物語

   クマクマクマ その3

所長はクロスケを床に下ろしてやった。
クロスケはとまどいながらも鼻をくんくんと動かし、
床の臭いをかいだ。
「クロスケ、おいで。」
と、所長が声を掛けると、クロスケはきょとんとして
所長を見上げた。
「そうか、君には別に名前があったのよね。
それとも、名前もつけてもらってなかったのかな?」
所長は腰をかがめて再び「おいで。」と呼んだ。
するとクロスケはとことこやってきて、所長の前に
ちょこんと座った。
「君は賢いねえ。
いいかい、これからはクロスケという名前でうんと
幸せになるんだよ。」
所長はクロスケの顔を両手ではさんで
くしゃくしゃにするのだった。

所長は子供の頃から大の動物好きだった。
その中でも犬は特別で、そばにいるのが当たり前の
ように暮らしてきた。
犬たちもそのことをよく知っていて、彼女になつかない
犬はいないほどであった。
その彼女が、なぜに動物管理センターの所長なのか?
ある日、彼女の友人が尋ねたことがあった。
「あたな、なんでよりによって動物管理センター
なんかで働いているの?辛くないの?」
すると、所長はこう答えた。
「私がセンターを辞めたら、処分される動物が減るの?
違うでしょう!他のだれかが所長になって、延々と
殺処分は続いていくでしょう。
私には、人間の身勝手で殺されていく犬たちの最期を
見届けてやる義務があると思ってる。
だから、殺される犬が一匹もいなくなるまで私はこの
仕事を続ける覚悟なの。
それと、ここにいると、消えていくはずの命を救える
機会もたくさんあるのよ。」

きれい事では片付けられない現実の前で、いちばん苦しい
思いをしているのは、実はこの所長さんだったのである。

                     つづく
ニックネーム スカーレット at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ささやかなメルヘン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

クロスケ物語

     クマクマ その2

動物管理センターには毎日毎日多数の犬たちが連れて
来られる。
殺処分されるために.....
その大部分は飼い犬だ。
引っ越し先で犬が飼えないから、
吠えるので近所から苦情がきたから、
噛み癖があるから、
予定外で子犬が生まれたから.....
理由は様々だが、これまで一緒に暮らしてきた犬を
飼い主が自らの意志で処分しようというのだ。
自分で飼えないのなら、なぜ引き取り手を探さない!
吠えるのは何かストレスがあるに違いない、
解決方法はある。
噛み癖も真剣に取り組めばなおせるはず。
子犬がいらないのなら、なぜ産ませないようにしなかった!
飼い主にも言い分はあるかも知れない。
でも、どんな理由をつけても命を奪う権利は誰にもない。
ましてや、これまで一緒に暮らしてきた犬の命である。

さて、さきほどの職員は子犬を胸に抱いて、
犬舎のほうへ向かった。
いくつもの檻が並んでいる。
どの檻も犬たちでいっぱいだ。
シベリアンハスキーがいる。
一時期とても人気のあった犬種だが、
日本の家庭で飼うにはちょっと無理があった。
多くのハスキーが捨てられた。
素敵な服を着たミニチュアダックスもいる。
きっと、かわいがられてたに違いないのに。
りぼんをつけたシーズー、高そうなカラーを
首につけた芝犬、ダルメシアンもいる。
みんなあと数日の命だ。
職員が檻の前を通りかかると、どの犬もどの犬も
「出してくれ!ワンワン」と必死になって叫ぶ。
隅っこでじっとしている犬は飼い主が
「ごめんね、淋しかった?」といって、
迎えに来てくれるのを待っているのかも知れない。
でも、奇跡が起こらないことを職員だけは知っていた。

子犬を抱えた職員は、その子犬を檻の中には入れず、
犬舎の先にある建物に入っていった。

「所長、また子犬がやってきました。」
所長と呼ばれた人物は四十代の優しそうな女性で、
部屋の中にいる何頭かの子犬の世話をしていた。
「死なせるのは忍びなかけん、ここに連れてきました。」
職員は所長にその子犬を手渡しながら言った。
所長は、子犬を抱き取りながら、
「来月の譲渡会に間に合うわね。引き受けましょう。」
職員にはそうこたえた後、
今度は子犬に向かって、
「おやおや、君は真っ黒だね〜。白いところは1cm四方も
見あたらないね。よし、今日からクロスケだ。」
と言って、子犬の首の辺りを優しく撫でた。
子犬も少し落ち着いたようで、所長のあごを小さな舌で
ぺろぺろなめた。
「それでは、失礼します。」
職員は退くとき、背中で所長の小さなため息を聞いた。


                      つづく





ニックネーム スカーレット at 13:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ささやかなメルヘン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月04日

クロスケ物語

      クマ その1

「あんた、この犬がどうなるかわかっとるとか?!」
動物管理センターの職員は子犬を持ち込んだ女性に
向かって声を荒げた。
女性は小さな声で
「はい、安楽死させられると聞いています。」
と答えた。
「安楽死?」
職員は頭を振りながら言った。
「あんたねぇ、安楽死というのは病気や事故で苦しんでいて
先の見込みのなくなった犬を、なるべく苦しめないように
あの世に送ってやるということばい。
ここに連れてこられた犬はそげんじゃなか。
これからどれくらいでん生きられる命に強引に幕を引かれると。
それも狭いガス室で、もだえ苦しみながら死んでいくとぞ!」
それを聞いて女性は大きな衝撃を受けたようだった。
何も言わずポロポロと涙をこぼした。
職員はそれを見ると、
「泣くくらいなら、こんな所に連れて来んで
自分で責任を持って育てたらどうね。」
と、諭すようにいった。
しかし、それでも女性は犬を連れて帰るとは言わなかった。
逃げるように女性が去った後に段ボール箱に入れられた
小さな犬が残された。
ちょっと小振りの黒ラブに似た、真っ黒くろの子犬。
生まれて2か月くらいだろうか。
小刻みにふるえている。
職員はあきらめたように、その子犬を抱き上げた。
子犬は2本の前足でしっかりと職員の胸にしがみついた。

                       つづく

ニックネーム スカーレット at 12:05| Comment(4) | TrackBack(0) | ささやかなメルヘン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月01日

恐かったのよ〜

「世界ウルルン滞在記」を見ていたら、TV

テレビのそばにいたあんずがいきなり逃げてきた。ダッシュ(走り出すさま)


「どうしたの?」

IMG_0704_1_1.jpg

IMG_0701_1_1.jpg

IMG_0700_1_1.jpg

IMG_0699_1_1.jpg

「恐かったの〜!」

          犬(泣)あせあせ(飛び散る汗)



あんずは、テレビから聞こえてきたトルコの猛犬の

吠える声がとってもとっても恐かったのです。

私だって恐かったから、無理ないよね。
ニックネーム スカーレット at 23:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする